『小さな喜びと手を動かす時間が、脳を元気にする』
先日参加した「脳のアンチエイジング」講演会では、
宇良千秋先生と茂木健一郎先生が、
脳と心をいきいきと保つためのヒントをお話しくださいました。
宇良先生は「認知症は共に生きながら予防する時代へ」とお話しされ、
運動や食事だけでなく、社会とのつながりや“新しい挑戦”の大切さを強調されていました。
茂木先生は「脳は経験によって変わる臓器」だと。
小さな喜びやワクワクする体験こそが、ドーパミンを生み出し、脳を若々しく保つエネルギーになると話されていました。
また、幸せの条件は、個性を認め今の自分のあり方を受け入れることだとも。
このお話を聞きながら、私は自然と「手仕事」や「ビーズワーク」のことを考えていました。
コスチュームジュエリーを制作する際の細かな作業を進めるとき、
頭の中では形や色を組み合わせ、次の工程をイメージしています。
この「考えながら手を動かす」という行為こそ、脳の多くの領域を同時に刺激しているのだそうです。
研究でも、編み物など手仕事をしている人は、認知症のリスクが低いことが報告されています。
指先の動きが脳の血流を促し、集中とリラックスが共に得られる時間。
さらに、作品が完成したときの「できた!」という達成感が、脳にうれしいご褒美ホルモン(ドーパミン)を生み出すそうです。
講演で先生方がおっしゃっていた
「小さな喜び」「新しい挑戦」「人とのつながり」。
それはまさに、手仕事の世界にも息づいています。
一粒のビーズを選ぶ時間、一針一針に込める思い、そして作品が誰かの笑顔につながる瞬間。
これらの積み重ねが、心と脳をいきいきと輝かせてくれるのだと、改めて感じました。
今日も“創る時間”を、脳のごほうび時間に。
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